東京都は2日、新型コロナウイルスの都内の感染状況と医療提供体制についてモニタリング会議の専門家による今週の分析結果を公表しました。
警戒レベルは、いずれも、4段階のうち最も低いレベルを維持したものの専門家は新たな変異ウイルスに対する懸念を示しています。
このうち、感染状況については感染者数が一定程度に収まっていると思われると評価しつつも「新たな変異株が確認されており今後の動向を注視する必要がある」と指摘しています。
また、医療提供体制については「今後懸念される感染拡大に備えた体制整備が急務である」としたうえで「新たな変異株の感染者に対する個室隔離などの入院医療体制の確保が必要である」と指摘しています。
東京都 新型コロナ 新たに11人感染確認 1週間前と比べ16人減
東京都内の2日の感染確認は11人で、21日連続で30人を下回りました。
東京都は、2日、都内で新たに10歳未満と、20代から30代、それに50代の男女あわせて11人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の木曜日と比べて16人減っています。
都内の一日の感染確認が50人を下回るのは47日連続、30人を下回るのは21日連続です。
2日までの7日間平均は15.0人で、前の週の98.0%です。
一方、都の基準で集計した2日時点の重症の患者は、1日と同じ4人でした。
また、2日、死亡が確認された人はいませんでした。