また、食用油大手のJーオイルミルズは、食用油の商品の一部を来年2月1日の納品分から値上げすると発表しました。
家庭用と業務用のいずれも1キロ当たり40円以上の引き上げで、値上げを発表したのは、ことしに入って5回目となります。
大豆や菜種はコロナ禍からの経済活動の正常化などを背景に需要が伸びる一方、主な産地の天候不良で生産量が減少し、取引価格の高止まりが続いていて原料とする商品の値上げが相次いでいます。

キユーピー マヨネーズなど値上げ 来年3月から 原料価格上昇で
食品メーカーの「キユーピー」は主な原料である食用油の価格が上昇しているとして、来年3月からマヨネーズやドレッシングなどの商品を値上げすると発表しました。
発表によりますとキユーピーは、主力商品である家庭用のマヨネーズやドレッシング、それにタルタルソースなどの価格を来年3月1日の出荷分から値上げします。
マヨネーズでは全体の7割、ドレッシングでは全体の6割の商品が対象で、値上げ幅はおよそ2%から10%としています。
また、業務用のマヨネーズやドレッシング、それにソース類などの商品についてもおよそ2%から15%値上げします。
大豆や菜種の取引価格の高騰を背景に、主な原料である食用油の価格が上昇しているためで、マヨネーズはことし7月に続いての値上げ、ドレッシングは2008年以来、およそ14年ぶりの引き上げとなるということです。