韓国 新型コロナ 一日の感染者数が初めて5000人超える

韓国では、新型コロナウイルスの一日の感染者数が初めて5000人を超え、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続いています。

韓国政府によりますと、11月30日の一日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は5123人と、初めて5000人を上回りました。

重症者の数も723人とこれまでで最も多くなり、感染者が集中している首都ソウルでは、重症者向けの病床の使用率が90%を超えるなど、医療体制がひっ迫しています。

韓国では、これまでにワクチンの接種を終えた人が80%となり、11月からは感染防止のための規制の緩和に踏み切りましたが、人の動きが活発になる中、早い段階で接種を終えた高齢者や、まだ接種が進んでいない子どもたちの間で感染者が増えていると指摘され、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続いています。

こうした状況を受けて、韓国政府は12月中旬までに新たに1300以上の病床の確保を進めるほか、在宅での治療の支援を強化していくなどとしています。

一方、新たな変異ウイルス、オミクロン株をめぐって韓国では、11月にナイジェリアを訪問した夫婦らに感染の疑いがあることが分かり、詳しい検査が進められています。

韓国政府は、関係省庁による対策チームを発足させ、水際対策や国内の監視体制の強化など対応を検討しています。