書籍ベストセラー「人は話し方が9割」が年間1位に

この1年間の書籍のベストセラーが発表され、人に好かれる話し方のコツを説いた「人は話し方が9割」が1位になりました。

出版物の取り次ぎをしている「日販」=日本出版販売は、先月21日までの1年間に販売された書籍の売り上げをまとめました。

それによりますと、最も売れたのは、人に好かれる話し方のコツを説いたビジネス書で累計発行部数が85万部に上っている永松茂久さんの「人は話し方が9割」でした。

2位にはスマートフォンが人間の脳にもたらす影響を最新の研究成果をもとに解き明かしたアンデシュ・ハンセンさんの「スマホ脳」が入りました。
また、3位にはことし1月に芥川賞に選ばれた宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」、6位にはことし4月に本屋大賞を受賞した町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」が入り、日販はコロナ禍で小説の人気が高まっていると指摘しています。
このほか、人気漫画の関連作品から、塗り絵の「鬼滅の刃 塗絵帳ー蒼ー」と「鬼滅の刃 塗絵帳ー紅ー」が7位に、原作漫画のノベライズ「呪術廻戦 逝く夏と還る秋」が10位に入り、少年コミックの根強い人気が伺える結果となりました。

日販は「新型コロナウイルスの影響が長期化し、対面で話す機会が減る中で、コミュニケーションへの関心の高まりがランキングに反映されているのではないか」としています。