経済同友会 櫻田代表幹事「外国人新規入国停止 やむをえない」
新たな変異ウイルス「オミクロン株」が広がり、政府が世界のすべての国や地域を対象に外国人の新規入国を原則停止としたことについて、経済同友会の櫻田代表幹事は30日の定例会見で、やむをえないとの認識を示したうえで、3回目のワクチン接種に向けた検討を加速させるべきだと指摘しました。
この中で櫻田代表幹事は「オミクロン株という新しい変異ウイルスが広がって大変残念だが、緊急避難的な措置としては致し方ない。早めに初期対応することが大切だろう」と述べ、政府の決定についてやむをえないとの認識を示しました。
そのうえで「まだ科学的知見が集まっていないので待つしかないが、集団免疫を獲得しつつあるのが今の日本社会だ。ワクチンは、オミクロン株についても全く役に立たないということはないと思うので、ブースター接種をどれくらい早められるか、踏み込んで検討することは大事だ」として、感染の再拡大を抑えるために3回目のワクチン接種に向けた検討を加速させるべきだと指摘しました。