株価 終値で2万8000円割れ 約2か月ぶり オミクロン株で警戒感

30日の東京株式市場、朝方は値下がりした銘柄を買い戻す動きが出た一方、午後に入り、新たな変異ウイルスの感染拡大への警戒感から一転して売り注文が広がりました。日経平均株価は400円以上値下がりして、終値としておよそ2か月ぶりに2万8000円を割り込みました。

▽日経平均株価、30日の終値は29日より462円16銭安い、2万7821円76銭。

▽東証株価指数=トピックスは、20.13下がって、1928.35。

▽1日の出来高は、25億4576万株でした。

市場関係者は「朝方はこのところ値下がりした銘柄を買い戻す動きが出て一時は、日経平均株価が400円以上上昇する場面もあった。ただ、午後に入ると、新たな変異ウイルス『オミクロン株』へのワクチンの有効性に関する一部の報道をきっかけに感染拡大への警戒感が強まり、一転して多くの銘柄に売り注文が広がった。ウイルスの感染力など詳しい情報が明らかでなく、先行きの不透明感から当面、神経質な値動きが予想される」と話しています。

1日の出来高 ことし最多 去年3月23日以来の大商いに

30日の東京株式市場では、1日に株式の売買が成立した数=出来高が25億4576万株と、ことしに入って最も多くなり去年3月23日以来の大商いとなりました。

市場関係者は「午後に入り、新たな変異ウイルス『オミクロン株』へのワクチンの有効性に関する一部の報道をきっかけに、経済の先行きへの警戒感が高まって、急速に売り注文が広がったためではないか」と話しています。