“軽石”被害 91漁港に漂着 漁船168隻にトラブルも 金子農相

小笠原諸島の海底火山の噴火で出た軽石が沖縄県や鹿児島県のほか、関東でも確認されていることに関連して、金子農林水産大臣は、漁船のエンジントラブルが全国で168隻確認されるなど水産関連の被害の状況を明らかにしました。

小笠原諸島の海底火山の噴火で出た軽石は、各地の港や海岸などに相次いで漂着しています。

これに関連して金子農林水産大臣は30日の閣議のあとの記者会見で、水産関連の全国の被害について、軽石がこれまでに沖縄県や鹿児島県など91の漁港に漂着し、このうち7か所では今も取り除く作業を行ったり除去作業の準備を進めていたりしていると説明しました。

また、漁船への影響について、168隻でエンジントラブルが確認され、このうち49隻には修理が必要な損傷が起き、中には航行できなくなった漁船もあったと明らかにしました。

そのうえで金子大臣は「引き続き軽石の動向や漁業活動への影響などを注視するとともに、迅速な復旧や支援に努めていきたい」と述べました。