サッカー女子日本代表 強化試合でオランダと0対0の引き分け

サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は29日、オランダで行われた強化試合で地元オランダと対戦し、0対0で引き分けました。

世界ランキング13位のなでしこジャパンは、10月に新たに就任した池田太監督のもと、29日、オランダで2試合目となる強化試合に臨み、世界4位の地元オランダと対戦しました。

日本は前半、セットプレーからチャンスを作り、長谷川唯選手のコーナーキックから林穂之香選手がシュートを打ったほか、その後もフリーキックに南萌華選手がゴール前で合わせましたが、いずれも得点につながらず、前半は0対0でした。

後半も果敢に攻めて、途中出場のエース、岩渕真奈選手からペナルティーエリア内に出されたパスに菅澤優衣香選手が走り込んでシュートを打つなど、再三、ゴール前に迫りましたが、得点は奪えませんでした。

日本は0対0でオランダと引き分け、池田監督のもとでの初勝利はなりませんでした。

池田監督「非常に意味のある強化試合」

引き分けたことについて池田太監督は「チャンスは作れたが、ゴールを奪えず勝ちきれなかったことは残念。しかし、選手たちが積極的にプレーしてくれたことには、満足している」と振り返りました。

そのうえで、2試合の強化試合を行った今回の遠征については「新しくチームが立ち上がって期間が少なかった中で、いろんな選手を試したり、チームを組み立てたりするなど、非常に意味のある強化試合だった。来年1月のアジアカップに向けてさらにチーム力、得点力をあげてしっかり戦っていく準備をしたい」と話しました。

熊谷紗希「とにかくゴールが遠かった」

フル出場した熊谷紗希選手は「とにかくゴールが遠かった。もっともっと得点を決めないと試合には勝てない」と試合を振り返りました。

そのうえで「私を含めて海外でプレーしている選手は、新チームになって初めての合宿だったので、時間のなかった中で自分たちがやりたいこと、チームとして浸透させたいことをトライできた遠征だったと思う。まだまだ足りないことが多いし、今回の遠征での2試合を戦って出た課題を修正していかなければならないと思う」と話しました。

長谷川唯「コンビネーション作れずゴール遠くなった」

攻撃の中心としてフル出場した長谷川唯選手は「自分たちがハーフラインより前のゾーンでフリーになることが多かったが、選手と選手の距離が遠くてなかなかいいコンビネーションが作れず、ゴールが遠くなったという印象だ。来年のアジアカップは、厳しい戦いになると思うので、今回の遠征で戦ったヨーロッパのチームとは違った戦い方も考えながら挑んでいきたい」と話しました。

岩渕真奈「チームのコンセプトしっかり理解できた」

途中出場したエースの岩渕真奈選手は「得点のチャンスもあった中、勝てなかったので残念に思う。自分自身、初めて新しい監督と一緒に強化試合に臨んだので、チームのコンセプトや目指すものを再確認というかしっかり理解できたので、そこが収穫だと思う。来年のアジアカップでは、しっかり悔いが残らないように自分たちが今できる精いっぱいのプレーをして優勝を目指したい」と話しました。