カンボジア ラナリット元第1首相死去 シアヌーク前国王の息子

カンボジアのシアヌーク前国王の息子で、第1首相を務めたラナリット氏が28日、滞在先のフランスで死去しました。77歳でした。

ラナリット氏はシアヌーク前国王の息子で、フランス留学などを経て政界に入りました。

カンボジアで続いた内戦のあと、1993年に国連の支援のもとで行われた最初の民主的な選挙で自身が率いたフンシンペック党が第1党となり、ラナリット氏は第1首相に就任しました。

しかし、この選挙でカンボジア人民党を率いて第2首相に就任し、現在も首相を務めるフン・セン氏との対立が深まりました。

1997年にフン・セン氏の勢力に武力衝突で敗れるとラナリット氏は首相を解任されました。

その後、連立与党の党首として存在感を示していた時期もありましたが、2006年には党首を解任され、フン・セン首相に権力が集中する中で徐々に影響力を失っていました。

カンボジア政府が明らかにしたところによりますと、ラナリット氏は28日に滞在先のフランスで死去したということです。