陸軍飛行場と戦争について小学生に語り継ぐ 神奈川 愛川町

太平洋戦争の開戦から来月8日で80年となるのを前に、かつて陸軍の飛行場があった神奈川県愛川町で、小学生に戦争の悲惨さを語り継ぐ授業が行われました。

この授業は、愛川町の半原小学校の戦時中に使われていた旧校舎で6年生の児童40人に対して行われました。

愛川町には太平洋戦争の開戦と同じ年の昭和16年に「相模陸軍飛行場」がつくられ、戦時中、飛行訓練などに使われていました。

授業では、町内に住む笹生竹治さん(87)が小学生の時に体験した戦時中の生活について、「空襲が頻繁にあり、おびえながら暮らしていた。戦争中の生活はみじめだった」などと戦争の悲惨さを伝えました。
また、町の郷土資料館の学芸員は、相模陸軍飛行場で訓練する軍人の写真などを見せながら、当時の若者たちがやりたいことを諦め軍人にならざるをえなかった状況などについて話し、平和の尊さを伝えました。

女子児童の1人は「自分たちの町で戦争中に何が起きていたかを知りました。平和を守っていきたい」と話していました。

半原小学校の中山竜巳教諭は、「教科書からは学べないことを学んだと思う。次の世代に語り継いでいってほしい」と話していました。