ホームと車両の段差埋める全自動スロープ 試作機公開 JR西日本

車いすの利用者などが電車にスムーズに乗り降りできるよう、JR西日本などは駅のホームと車両との段差や隙間を自動で埋めるスロープの開発を進めていて、29日、試作機が公開されました。

JR西日本などは、車いすやベビーカーを使う乗客の利便性を高めようと、おととしからホームと車両の間の段差や隙間を埋めるスロープの開発を進めています。

29日、大阪 此花区のJRゆめ咲線の桜島駅で試作機が公開されました。

このスロープは、電車がホームに到着したことを検知すると、センサーが車両との距離を計測して自動的にホームと車両との間の段差や隙間を埋め、乗客の乗り降りが終わって電車のドアが閉まるとホームに収納される仕組みです。

JR西日本によりますと、こうした全自動で動くスロープの設置は全国の鉄道事業者では初めてということで、来年2月まで正常に作動するかや利用者の利便性などを検証したうえで、数年後の導入を目指しています。

JR西日本イノベーション本部の小森一担当課長は「今回の結果をもとに、次の展開を考え、利用者にとって少しでも便利な駅を増やしていきたい」と話していました。