パナマ船籍貨物船 博多港の防波堤に衝突し乗り上げ けが人なし

28日夜遅く福岡市の博多港で、パナマ船籍の貨物船が港の防波堤に衝突して乗り上げ、現在も動けない状態が続いています。
日本人2人を含む船員22人にけがはなく、海上保安部などは事故の原因を詳しく調べるとともに、今後、船を防波堤から引き離す作業を始める方針です。

28日午後11時50分ごろ、積み荷のバナナを載せて博多港から神戸港に向けて出航したばかりのパナマ船籍の貨物船「LADY ROSEMARY」9576トンが港の防波堤に衝突し、そのまま乗り上げました。

貨物船は現在も動けない状態が続いています。

福岡海上保安部によりますと、船員の日本人2人とフィリピン人20人の合わせて22人にけがはないということです。

この事故で船首に亀裂が入り少量の油が海に流出しました。

オイルフェンスを設置する対応を取りましたが、一部が沖まで流れていて海上保安部がヘリコプターで上空から流出の範囲を調べています。

海上保安部は船の引き揚げ作業を行う会社とともに船を防波堤から引き離す方法を検討していて、29日午後以降、作業を始める方針です。

事故当時は波もなく、視界も良好だったということで、海上保安部は業務上過失往来危険の疑いで事故の原因を詳しく調べています。