「オミクロン株」水際対策 あすモザンビークなど3か国追加へ

新型コロナウイルスの水際対策で政府は、新たな変異ウイルスが確認された南アフリカなど6か国を対象に対策を強化したのに続き、28日からは、周辺の3か国も対象に追加することになりました。

新型コロナウイルスのワクチンの効果を低下させる可能性がある新たな変異ウイルスがアフリカで確認されたことを受け政府は27日から、南アフリカなど6か国を対象に水際対策を強化し、入国後10日間、国が指定する宿泊施設にとどめる「停留」の措置を始めました。
岸田総理大臣は27日、都内で記者団に「変異株の発見については政府としても強い危機感を持って臨んでいる」と述べました。

そのうえで28日からは、モザンビーク、マラウイ、ザンビアの周辺の3か国も水際対策を強化する対象に追加することを明らかにしました。

そして「こうした対応で、新しく発見された変異株に対しても水際対策をしっかり行っていきたい」と述べました。