崩落おそれある盛り土への応急対策費用補助を決定 国土交通省

ことし7月、静岡県熱海市で起きた土石流を受け、全国の盛り土の緊急点検が進められていますが、国土交通省は、自治体が行う詳しい調査や、崩落のおそれがある盛り土の応急対策にかかる費用を補助することを決めました。

静岡県熱海市で起きた土石流では、盛り土が被害を拡大させたとみられ、国は、全国の自治体に依頼して、住宅に影響を及ぼす土砂災害警戒区域やその上流部などにある盛り土の緊急点検を進めています。

国土交通省は盛り土の土質や強度などの詳しい調査や、直ちに崩落のおそれがあるような緊急性の高い盛り土の応急対策にかかる費用を現場の自治体に補助することを決め、今年度の補正予算案におよそ17億円を計上しました。

点検の対象となる盛り土は全国で3万か所から4万か所にのぼり、早急に対策が必要なケースもあることから、自治体からは財政的な支援を求める声が上がっていたということです。

盛り土による災害の防止策については、国が設置した有識者による検討会で具体的な対策や規制の在り方について検討が進められていて、年内をめどに提言が取りまとめられる見通しです。