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NYダウ 一時1000ドル超急落 新たな変異ウイルスに警戒感高まる

休日明けの26日のニューヨーク株式市場は、南アフリカで確認された新たな変異ウイルスによる世界経済への影響に警戒感が高まり、ダウ平均株価は、一時、1000ドルを超える急落になりました。
原油市場でも、国際的な原油の先物価格が大幅に下落しました。
26日のニューヨーク株式市場は南アフリカで確認された新たな変異ウイルスが世界経済の回復を遅らせることへの警戒感が高まり、幅広い銘柄に売り注文が膨らみました。

ダウ平均株価は取り引き時間中に1000ドルを超える急落になり、終値でも、休み前の24日と比べて905ドル4セント安い、3万4899ドル34セントと、終値としてことし最大の下落幅となりました。

IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も2.2%の大幅な下落となりました。
また、ニューヨーク原油市場でもリスクを避けようという投資家の姿勢が強まり、原油価格の国際的な指標となるWTIの先物価格が、一時、およそ2か月半ぶりに1バレル=67ドル台をつけ、大幅に値下がりしました。

一方、アメリカの長期金利が低下している影響で外国為替市場ではドルが売られ、円相場は、一時1ドル=113円台前半まで円高ドル安が進みました。

市場関係者は「新たな変異ウイルスが世界経済にどこまで悪影響を及ぼすかは今の時点では見通せないが、その分、投資家の間でひとまずリスクを避けようという姿勢が強まった」と話していて、当面、変異ウイルスをめぐる情報に市場が神経をとがらせる展開になることが予想されます。

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