中国 駐リトアニア大使館を「代表処」に 外交関係格下げに対応

中国外務省は、バルト3国の1つ、リトアニアに設置している大使館を「代表処」に変えたことを明らかにしました。
中国政府は、リトアニアが、現地で「台湾」の名を冠した出先機関の開設を認めたことに抗議して、リトアニアとの外交関係を格下げしており、これに対応した形です。

台湾外交部が、外交関係のないリトアニアに「駐リトアニア台湾代表処」を設立したと発表したことを受けて、中国政府は今月21日、リトアニアとの外交関係を格下げし、派遣する代表を「大使」から「代理公使」にすると発表しました。

台湾と外交関係のない国は通常、「台湾は中国の一部だ」と主張する中国への配慮から「台湾」の名称の使用を認めておらず、中国政府が抗議のためにとった措置です。

こうした中、中国外務省の趙立堅報道官は26日の記者会見で、現地に設置している大使館を「代表処」に変えたと、リトアニア側に通知したことを明らかにしました。

趙報道官は「今回の措置は、リトアニアが中国の主権を損なったことへの正当な対抗措置であり、責任は完全にリトアニア側にある。中国人民を侮ってはいけない。リトアニアには直ちに誤りを正し、正しい軌道に戻るように求める」と述べ、反発しています。