防衛省 今年度の補正予算案 過去最大7738億円を計上

防衛省は、26日の臨時閣議で決定した今年度の補正予算案に、1回の補正予算としては過去最大となる7738億円を計上しました。

日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、防衛省は今回の補正予算案と来年度予算案を「防衛力強化加速パッケージ」と位置づけ、ミサイル防衛能力のほか海洋進出を強める中国を念頭に南西諸島の防衛体制の強化などで必要な事業費を先行して確保するとしています。

具体的には、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返していることを踏まえ、ミサイル防衛能力の強化を急ぐため地上配備型の迎撃ミサイルPAC3の改良型の取得などに441億円、地対空誘導弾ペトリオット・システムの維持・整備に必要な部品の取得に403億円をそれぞれ計上しています。

このほか、P1哨戒機3機の取得で658億円、C2輸送機1機の取得で243億円なども盛り込んでいます。

防衛省によりますと、いずれも来年度予算案の概算要求に盛り込んでいた内容で、今回の補正予算案に前倒しして計上することで、納入時期が3か月から半年程度、早まるということです。

また、今回の補正予算案には、沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画で施設の建設費用として新たに801億円を計上しています。