関西スーパー 経営統合手続き差し止めへの異議 神戸地裁退ける

兵庫や大阪に展開する「関西スーパーマーケット」は、株主総会で承認された阪急阪神百貨店の運営会社との経営統合手続きの差し止めを裁判所から命じられ、異議を申し立てていましたが、神戸地方裁判所はこれを退けました。
関西スーパーは差し止めの取り消しを求めて抗告するとしています。

先月末の関西スーパーの臨時の株主総会では、阪急阪神百貨店などを運営する「エイチ・ツー・オー リテイリング」との経営統合案が、わずかな差で承認されました。

これについて、先に買収の提案をしていた首都圏のスーパー「オーケー」が、集計に問題があったとして手続きの差し止めを求める仮処分を申し立て、神戸地方裁判所は今月22日「決議の方法に法令違反か著しい不公正がある」として、差し止めを命じました。

関西スーパーは、決定を不服として神戸地方裁判所に異議を申し立てていましたが、裁判所は26日、これを退けました。

関西スーパーは「主張が認められなかったのは誠に遺憾だ」として、差し止めの取り消しを求めて、大阪高等裁判所に抗告するとしています。

これに先立ち、関西スーパーは、エイチ・ツー・オーと統合し子会社となる予定の期日を、来月15日に延期したと発表しました。

一方、オーケーは、差し止めが最終的に認められれば、関西スーパーに買収提案をする方針で、経営統合の行方は一段と不透明になっています。