ロシアの炭鉱事故 52人死亡と発表 メタンガスによる爆発か

ロシアのシベリアにある炭鉱で25日、大量の煙が発生する事故があり、地元政府は救助隊員6人を含む52人が死亡したと発表しました。検察当局はメタンガスによる爆発が起きた可能性があるとみて、安全管理に問題がなかったか捜査を進めています。

シベリアのケメロボ州にあるリストビャジナヤ炭鉱で25日、何らかの原因で坑内に大量の煙が発生する事故が起きました。

この事故について地元政府は26日、作業員46人と救助隊員6人の合わせて52人の死亡が確認されたと発表しました。

当時、炭鉱には280人余りの作業員がいて、ロシア非常事態省によりますと、事故は深さおよそ250メートルの坑内で発生したということです。

また、検察当局はメタンガスによる爆発が起きた可能性があるとみて現場の責任者を拘束し、安全管理に問題がなかったか捜査を進めています。

事故が起きた現場一帯はロシア有数の炭鉱地帯として知られ、2007年には100人以上が死亡する事故も起きています。

地元政府は、州内にあるすべての炭鉱で働く作業員たちの安全管理の状況などについても点検を始めたということです。

岸田首相 プーチン大統領宛てに弔意表すメッセージ

この事故を受けて岸田総理大臣は、プーチン大統領宛てに弔意を表すメッセージを送りました。

この中で岸田総理大臣は「ケメロボ州の炭鉱で事故が発生し、救助隊員を含め多数の死者が出たとの報に接し、心を痛めています。犠牲となった方々のご冥福を心からお祈り申し上げるとともに、ご遺族の方々に対し謹んで哀悼の意を表します」としています。

そして「負傷された方々が1日も早くご快復され、落ち着いた生活を取り戻されることを心から祈念いたします」としています。