硫黄島の戦没者追悼式 コロナ感染防止で現地以外で開催

太平洋戦争で激戦地となった、小笠原諸島の硫黄島の戦没者を慰霊する追悼式が、都内で行われました。

東京から1200キロ余り離れた硫黄島は、太平洋戦争末期に激戦地となり、日本側でおよそ2万1900人、アメリカ側でおよそ6800人が犠牲になりました。

都の追悼式は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、去年に続き、ことしも現地ではなく都議会のホールで行われ、遺族らおよそ40人が参列しました。

式では、小池知事が「悲しい歴史を次の世代へと確実に語り継ぐとともに、誰もが心豊かに安心して暮らすことができる世の中の実現に向けて力を尽くします」とあいさつしました。

このあと参列者全員で黙とうしました。

また、遺族を代表して、総指揮官を務めた栗林忠道中将の孫の栗林快枝さんが追悼のことばを述べました。

栗林さんは「いまだ故郷に帰ることのできない戦没者の遺骨を早く本土にお迎えし、慰霊したいと切に願っています。平和を守り続け、戦争を絶対に繰り返さないために、永く後世に伝えていかなければならないという思いです」と誓っていました。