新型コロナ接触確認アプリ 強制終了の不具合 厚労省が原因調査

新型コロナウイルスの接触確認アプリで、一部の端末で使用中に強制的に終了してしまう不具合が起きていることが分かり、厚生労働省が原因を調査しています。

「COCOA」は、新型コロナウイルスに感染した人と濃厚接触をした疑いがある場合に通知されるアプリで、これまでに3000万人余りがダウンロードしています。

厚生労働省によりますと、デザインなどを変更するために25日修正版を配布してアップデートを呼びかけたところ一部の端末で強制終了する不具合が起きていることが分かったということです。

厚生労働省は、原因は調査中としたうえで、「利用中の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ない」としています。

COCOAをめぐっては、ことし2月までの4か月間、グーグルの基本ソフト「アンドロイド」の一部の端末で定期的に再起動しないと通知を自動的に受けられなくなる不具合が起きていたことも分かっています。