女性への「デジタル暴力」撲滅訴え 東京でもイベント

「女性に対する暴力撤廃の国際デー」の25日、SNSでのひぼう中傷などインターネット上の女性に対する暴力をなくそうと呼びかけるイベントが、都内で開かれました。

「女性に対する暴力撤廃の国際デー」に当たる25日、UNFPA=国連人口基金が女性に対するSNSを通じたひぼう中傷や脅迫、リベンジポルノなどの「デジタル暴力」の被害をなくそうと、世界的なキャンペーンを始め、都内でもイベントが行われました。

イギリスの調査機関が、インターネットが普及した51か国の女性を対象に行った調査では、38%が被害を受けた経験があると答えています。

イベントでは、UNFPA駐日事務所の佐藤摩利子所長が「女性や女の子がより被害にあいやすいことが分かっていて、恐怖や自己否定など精神的なダメージも受けている。国や支援団体、企業などはすぐに対策に取り組まないといけない」と訴えました。

また、去年ひぼう中傷を受ける中で自殺したプロレスラーの木村花さんの母親から寄せられた「誰かをひぼう中傷するより、自分の人生をよりよく生きてください」というメッセージも紹介されました。

イベントに参加した大学生の女性は「ジェンダーについての意見などを書き込む際には、批判されるのではないかとちゅうちょします。書き込む時も書き込みをされた時も、一度立ち止まって冷静に考えることが大切だと思いました」と話していました。