岸田首相 「新しい資本主義」で党内議論要請 党実行本部初会合

岸田政権が掲げる「新しい資本主義」の実現に向けた、自民党の実行本部の初会合が開かれ、岸田総理大臣は来年春に政府の会議で全体像を取りまとめたいとして、党内の意見を反映させるため活発な議論を求めました。

「新しい資本主義」の実現に向けて、自民党は岸田総理大臣が本部長を務める実行本部を新たに立ち上げ、25日に開かれた初会合には、およそ80人の議員が出席しました。

この中で岸田総理大臣は「世界では中間層をしっかり守り、企業や政府が大胆な投資を行う、新しい経済社会体制を模索する動きが進んでいる。科学技術やデジタル、経済安全保障などの課題に大胆な投資を行い、成長の果実を国民に実感してもらう『成長と分配の好循環』を実現したい」と強調しました。

そのうえで「政府の会議では来年春を目指してグランドデザインを描いていきたいと考えている。党からも政府の取り組みに提言してもらいたい」と述べ、活発な議論を求めました。
また、茂木幹事長は「時代の変化に応じて資本主義もモデルチェンジが必要だ。政府の会議と車の両輪で議論を進めていきたい」と述べました。

実行本部は有識者からヒアリングするなどして議論を重ねたうえで、具体策を盛り込んだ提言をまとめる方針です。