NY原油市場 一時79ドル台まで値上がり 産油国の反発に警戒感

24日のニューヨーク原油市場は国際的な原油の先物価格が一時、1バレル=79ドル台まで値上がりしました。背景にはアメリカや日本などが協調して石油の備蓄の一部を放出すると発表したことに対し、主な産油国が反発するのではないかという警戒感が出ていることがあります。

24日のニューヨーク原油市場は原油価格の国際的な指標となるWTIの先物価格が一時、1バレル=79ドル台まで値上がりしました。

背景には前日にアメリカや日本などが協調して石油の備蓄の一部を放出すると発表したことに対し、OPEC=石油輸出国機構などの主な産油国が反発するのではないかという警戒感が出ていることがあります。

WTIの先物価格は先月25日におよそ7年ぶりの高値となる1バレル=85ドル台前半まで上昇し、その後はアメリカなどが備蓄の放出を検討していると伝えられたこともあって74ドル台まで値を下げていました。

市場関係者は「アメリカや日本などが放出するとしている石油備蓄の量は想定の範囲内で価格の上昇を抑制する効果は一時的だという見方が広がっている。今後の焦点は主な産油国が今後、追加の増産をするかどうかで、備蓄の放出に反発して増産が見送られることへの警戒感が出てきている」と話しています。