日本のアフガニスタン大使 タリバン幹部とカブールで初会談

アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンとの関係を各国が模索する中、日本のアフガニスタン大使が首都カブールで初めてタリバン幹部と会談したことが分かりました。大使は現地での安全が十分に確保された場合に日本大使館を再開することになると伝えたということです。

日本政府関係者などによりますと、アフガニスタンの首都カブールで23日、日本の岡田隆大使がイスラム主義勢力タリバンの暫定政権のカビール副首相代行と初めて会談したということです。

この中でタリバン側は日本を含めた各国との関係強化を進めたいと提案したということです。

これに対し岡田大使は日本の人道支援物資を届ける要員の安全確保や女性や少数民族の人権の尊重、さらに多様な民族を含む政治体制の構築などを求めたものとみられます。

アフガニスタンの日本大使館は現在、中東のカタールに臨時事務所を設け活動を続けていますが、岡田大使は現地での安全が十分に確保された場合に大使館を再開することになると伝えたということです。

タリバンとの関係をめぐってはドイツとオランダのアフガニスタン問題を担当する特使が今月、ムッタキ外相代行と会談したほか、アメリカの特別代表が来週カタールでタリバン幹部と会談する予定で各国が模索を続けています。