能楽 大鼓方で人間国宝の柿原崇志さん死去

能楽の大鼓方で人間国宝の柿原崇志さんが今月17日、脳出血のため東京都内の病院で亡くなりました。80歳でした。

柿原さんは福岡県生まれで、大鼓方の流派の1つ「高安流」の能楽師だった父親に幼い頃から指導を受け、上京してからは大鼓方の人間国宝だった故・安福春雄さんのもとで技術を磨きました。

そしてあらゆる曲を的確に表現する安定した技量で大鼓方の名手として長年にわたって能楽の舞台で活躍してきました。

また東京芸術大学の非常勤講師を務めるなど後進の育成にも取り組み、こうした功績から2015年に日本芸術院賞と恩賜賞を受賞、2018年には重要無形文化財の保持者、いわゆる人間国宝に認定されました。

家族によりますと、柿原さんは最近まで舞台での活動などを続けていたということですが今月17日、脳出血のため都内の病院で亡くなりました。80歳でした。