西大西洋クロマグロ 漁獲枠16%拡大で合意 太平洋は来月議論

大西洋クロマグロの資源管理を行う国際機関は、資源が回復しているとして、西大西洋での来年の漁獲枠を16%増やすことで合意しました。
12月には日本の漁獲量が多い太平洋のクロマグロの資源管理も議論されることになっていて、漁獲枠がさらに拡大するかが焦点です。

大西洋のマグロの資源管理を話し合うICCAT=大西洋まぐろ類保存国際委員会は日本時間の24日まで、オンラインで年次会合を開きました。

その結果、大西洋のうち、アメリカやカナダ周辺の海域にあたる西大西洋のクロマグロについては資源が回復しているとして、来年の漁獲枠を全体で16%拡大することで合意しました。

これにより、日本の漁獲枠は今の年間407.48トンから664.52トンに拡大されます。

一方、大西洋クロマグロの主な漁場である東大西洋と地中海の来年の漁獲枠は、ことしと変わらず、▽全体で3万6000トンで、▽このうち日本が2819トンとなりました。

クロマグロをめぐっては、12月には、日本の漁獲量が多い太平洋の資源管理についても国際会議で議論されることになっていて、日本の近海を含む中西部太平洋で大型のクロマグロの漁獲枠について15%の拡大が決定されるかが焦点です。