静岡県議会 川勝知事の辞職勧告決議案可決 「一部地域を差別」

静岡県の川勝知事が県内の自治体について「コシヒカリしかない」などと発言したことをめぐり、静岡県議会は24日、川勝知事に辞職を促す辞職勧告決議案を賛成多数で可決しました。決議に法的な拘束力はなく、川勝知事は12月分の給料などを返上する一方、辞職しない考えを示しました。

静岡県の川勝知事は、先月行われた参議院静岡選挙区の補欠選挙の応援演説で、対立候補が御殿場市長を務めていたことに関連して「あちらはコシヒカリしかない」などと発言しました。

これについて県議会の自民党会派は「一部地域を差別し、県民の心を傷つけた。知事の資質を欠いているのは明白」だとして24日、川勝知事に対する辞職勧告決議案を提出しました。

辞職勧告決議案は24日午後の本会議で、採決が行われ自民党や公明党の会派などの賛成多数で可決されました。

決議には法的拘束力はなく、静岡県の川勝知事は記者団に対し「極めて深刻に受け止めている。猛省しなければならない」と改めて謝罪し、12月分の給料とボーナスの全額、合わせて440万円余りを返上する意向を明らかにする一方、辞職はせず、4年後までの任期を務める考えを示しました。