デンマーク外相 拉致被害者家族と面会 早期解決に協力を表明

来日中のデンマークの外相が、北朝鮮による拉致被害者の家族と面会し、デンマークで消息を絶った有本恵子さんの拉致事件に言及するとともに、EUの一員として問題の早期解決に協力していく考えを示しました。

面会は来日しているデンマークのコフォズ外相の要請で行われたもので、中学1年生の時に北朝鮮に拉致された、横田めぐみさんの母親の早紀江さんらが出席しました。

都内のデンマーク大使公邸で非公開で行われた面会では、コフォズ外相が、拉致被害者の有本恵子さんが、デンマークのコペンハーゲンの空港を最後に消息を絶ったことに触れ、EUの一員として拉致問題の早期解決に協力していく考えを示したということです。

被害者家族からは、高齢化が進み解決が時間との闘いになっている現状を伝え、支援を求めたということです。

面会のあと横田早紀江さんは「外相から『会いたい』と言って下さりとてもありがたい。世界の国々が1つになって北朝鮮に解決を迫ってほしい」と話しました。

田口八重子さんの長男で、母親が拉致された時1歳だった飯塚耕一郎さんは「『拉致された母親は、子どもが成長する姿を直接見ることができておらず、私としても心が痛い』と外相に伝えました。解決のためにサポートをお願いしたい」と話しました。