“無人ショベルカー”開発 建設業界の人手不足解消に期待

ショベルカーで土砂を掘削し、トラックの荷台に積み込むまでの作業を無人で行う新たな技術が開発され、建設業界の人手不足の解消につながると期待されています。

この技術を開発したのは、つくば市にある国立研究開発法人土木研究所です。

24日はデモンストレーションが行われ、企業や大学などからおよそ50人が参加しました。

ショベルカーとトラックには、あらかじめ基本的な動きのプログラムが組み込まれています。

レーダーで感知した土砂の場所や量といった情報をもとに、無人のショベルカーが細かな動きを調整しながら掘削し、近づいてきたトラックの荷台に自動で土砂を積んでいきました。

トラックは荷台がいっぱいになると、決められた場所まで自動で移動し、土砂を荷台から降ろして再びショベルカーのところまで戻っていました。

建設業界では、若い働き手の減少などが深刻な課題となっていて、開発された技術が建設業界の人手不足の解消につながると期待されています。
土木研究所の山口崇上席研究員は「建設業界は他の業種に比べて高齢化が進み、生産性向上は喫緊の課題です。将来的には国内のさまざまな現場で、この技術が使われるようにしたい」と話していました。