大学研究レベル高めるためのファンド “対象外でも支援検討”

政府の新たな経済対策に大学の研究レベルを高めるためのファンドの運用が盛り込まれたことに関連し、小林科学技術担当大臣は、ファンドの対象にならない大学についても、全体の底上げにつなげるための総合的な支援の検討を進めていく考えを示しました。

政府が先週決定した新たな経済対策では、国内の大学の研究レベルを高めるため、10兆円規模の大学ファンドの運用を今年度中をめどに始めるとしています。

これについて、小林科学技術担当大臣は24日の閣議のあとの記者会見で「世界と肩を並べるような大学をしっかりと作っていけるようにしたい。特に博士課程の学生や若手の研究者をしっかりと支えていきたい」と述べました。

その一方で、小林大臣は「ファンドによる支援の対象にならなくても、特定分野で世界と勝負できる大学はたくさんある。一部の大学だけがどんどんレベルアップして、他はどうでもいいというようなメッセージでは全くない。各大学のポテンシャルを可能なかぎり底上げしていくため政府として支援していきたい」と述べ、ファンドの対象にならない大学についても、全体の底上げにつなげるための総合的な支援の在り方について検討を進める考えを示しました。