EV 充電スタンドは増える? 小型化 再エネ利用の設備開発も

EV=電気自動車の普及に向けて、充電スタンドを増やすことが課題となるなか、企業の間では充電のためのさまざまな設備の開発が進んでいます。

このうち日立製作所は、従来に比べて設置面積を4割、重さを7割削減した充電設備を開発しました。

狭いスペースにも取り付けることができ、マンションなどの施設にあとからでも設置しやすいということです。

また設備には複数の充電スタンドを接続でき、車両1台なら数分で充電できるほか、複数の車両を同時に充電することもできるということです。
研究開発グループの中津欣也主管研究長は「充電設備を小さく、軽くすることで、駐車場の天井や床下などさまざまなスペースに収納でき、新たな設置方法が実現できる」と話していました。

また充電スタンドの開発や販売を手がける「プラゴ」は、この会社が手がけるすべてのタイプの充電スタンドについて、ことし9月から充電に必要な電力を太陽光や風力といった再生可能エネルギー由来のものに切り替えました。

EVが普及しても、化石燃料に由来した電力を使えば脱炭素の効果は限定的だという指摘もあることから、今回の取り組みを進めたということです。

政府は、2030年までに充電スタンドを今の5倍に増やす目標を掲げていて、さまざまなタイプの機器の開発が進むことで、整備が加速するか注目されます。