中ロ爆撃機共同飛行「日本への示威行動 重大な懸念」岸防衛相

中国軍とロシア軍の爆撃機が今月19日に日本周辺の上空を共同飛行したことについて、岸防衛大臣は記者団に対し「日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることを如実に示すもので、重大な懸念を有している」と述べ、引き続き警戒監視を行う考えを示しました。

防衛省によりますと、今月19日、中国軍の爆撃機2機とロシア軍の爆撃機2機が、日本海から東シナ海にかけての上空を飛行したあと、沖縄本島と宮古島の間を抜けて太平洋に出たということです。

防衛省が日本周辺での中国軍とロシア軍の共同飛行を公表したのは、去年12月以来、3回目です。

これについて岸防衛大臣は23日、記者団に対し「中国・ロシア両国のたび重なる軍事演習は、日本に対する示威行動を意図したものと考えられる。さらに軍事的な連携を深めていく可能性も否めない」と述べました。

そのうえで「日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることを如実に示すもので、重大な懸念を有している。引き続き厳重な警戒監視を実施するとともに、わが国の防衛力を大幅に強化するため、あらゆる努力を行っていく」と述べました。