沖縄本土復帰来年50年で舞台 主役 松山ケンイチさんが意気込み

沖縄の本土復帰から来年で50年になるのに合わせて新作の舞台が上演されることになり、主役を務める俳優の松山ケンイチさんがNHKの取材に応じて「力んだり背負ったりせず、きちんと人を表現したい」と意気込みを語りました。

沖縄について描くこの舞台はこれまでも平和や戦争をテーマにした作品を生み出してきた演出家の栗山民也さんと劇作家の畑澤聖悟さんが手がけます。

23日は主役を務める松山ケンイチさんが都内でNHKの取材に応じました。

演じるのは沖縄戦ですべての家族を亡くしある女性に引き取られた男性で、舞台では1970年、住民たちの不満や怒りが爆発するようにして起きた「コザ騒動」の当日に基地の近くにあるバーで繰り広げられる人間もようが描かれます。

今回の舞台について松山さんは「騒動の名称は知っていましたが実際に何が起きてどういう感情で起きたのかということは知りませんでした。今後の自分の考え方や価値観に大きな影響を与えてくれると思っています」と話しました。

そのうえで「今の人、それぞれの幸せの価値観のようなものがこの作品を通して変化するかもしれないし、改めて考えるきっかけになるかもしれない。だからこそ力んだり背負ったりせずに、きちんと人を表現したい」と意気込みを語りました。

新作舞台「hana-1970、コザが燃えた日」は来年の1月9日から東京 池袋の東京芸術劇場プレイハウスで上演されます。