リビア 初の大統領選挙 立候補締め切り 90人以上が届け出

内戦状態が続いてきた北アフリカのリビアで、来月予定される初めての大統領選挙への立候補の届け出が締め切られました。
かつて独裁的な統治を行ったカダフィ大佐の次男など、90人以上が届け出たとされ、政治勢力間の対立も表面化する中、自由で公正な選挙を実施できるのかが焦点となります。

リビアでは、10年前にカダフィ大佐による独裁的な政権が崩壊したあと、国が東西に分裂して内戦状態が続いてきましたが、去年、停戦が実現し、国の統一に向けた大統領選挙と議会選挙が来月24日に行われる予定です。

このうち、大統領選挙は、1951年のリビアの独立以来初めてで、22日、立候補の届け出が締め切られました。

地元メディアによりますと、カダフィ大佐の後継者と目されていた、次男のセイフ・イスラム氏や、東部の軍事組織を率いてきたハフタル氏、それにドゥバイバ暫定首相など、90人以上が届け出を済ませたということです。

ただ、各陣営の間では、立候補の資格などをめぐって非難の応酬が続いていて、選挙管理委員会は、法的に適正かどうかなどを審査するとしています。

今回の選挙は、リビアの安定に向けた試金石とされ、国際社会も支援を表明していますが、日程や方法をめぐる政治勢力間の対立も表面化していて、自由で公正な選挙を実施できるのかが焦点となります。