経団連 十倉会長 政府の新たな経済対策を評価 “効果検証を”

新型コロナの影響を受ける暮らしや事業への支援策などを柱とする政府の新たな経済対策について、経団連の十倉会長は22日の定例会見で、「評価する」としたうえで、今後は経済対策の効果をきちんと検証することが重要だという認識を示しました。

この中で十倉会長は「ウィズコロナとアフターコロナの成長戦略が一緒になった補正予算案であり、岸田総理大臣の第一歩として評価したい」と述べました。

また、財政支出の総額が過去最大の55兆円余りになったことについては、「財政再建は非常に大事だと思う。そういう中で、ワイズスペンディング=“賢い支出”というのを念頭に置いてやるべきだ」と述べ、財政規律を意識しながら今後は経済対策の効果をきちんと検証することが重要だという認識を示しました。