“走行中 電車内で刃物持った男”想定 警視庁と東武鉄道が訓練

先月、東京 調布市を走行中の京王線の車内で乗客が切りつけられるなどして17人がけがをした事件を受けて、警視庁と東武鉄道は22日、電車内で刃物を持った男が暴れているという想定の訓練を行いました。

22日の訓練は、東京 板橋区にある東武東上線の車両基地で行われ、警察官や駅員など合わせておよそ130人が参加しました。

走行中の電車内で刃物を持った男が暴れ出し、線路上で緊急停車したという想定で、はじめに乗客役が車掌や駅員の助けを借りながら外に避難したあと、通報を受けて駆けつけた6人の警察官が車両内に突入しました。

そして、犯人役に「刃物を捨てろ」などと呼びかけながら取り囲み、さすまたや盾を使って制圧しました。

このあと、犯人役が持ち込んだ手荷物から有毒なガスが発生したという想定で、防護服を着た警察官が出動して処理にあたる訓練も行われました。
板橋警察署の大村昌志署長は「ふだんから事件に巻き込まれるかもしれないという危機感を持ち、不審な人物を見かけたらすぐに110番通報してほしい」と話していました。