小型トラックをEVに 物流業界で導入広がり開発競争が活発化

車の電動化が加速する中、物流業界でも小型トラックを、EV=電気自動車に切り替える動きが広がり、メーカー各社の開発競争が活発になっています。

このうち、日野自動車は22日、来年夏に販売するEVの1トントラックを初めて公開しました。

EVにすることによって、車体の下にあったさまざまな部品が減り、地上から荷物などを置く床までの高さが、従来の半分の40センチとなったことから、荷物の積み降ろしがしやすくなるとしています。

1回の充電で、宅配に必要なおよそ100キロの走行が可能で、納入が決まっているヤマト運輸が今後半年間にわたって試験的に使用し、両社で課題などを検証することにしています。

日野自動車の東野和幸チーフエンジニアは、「小型トラックの分野では、電動車は普及が進んでいないが、市場のニーズは高い。床までの距離を低くすることで、ドライバーの疲労の軽減に貢献できる」と話していました。

物流業界では、佐川急便などが、中国のメーカーが製造したEVの小型トラックの採用を決めるなど、EVを導入する動きが広がっています。

こうした中、いすゞ自動車も、EVの小型トラックの販売を来年から始める予定で、車の電動化が加速する中、各社の開発競争が活発になっています。