インド南部で再び大規模な洪水 17人死亡 数十人行方不明

大雨が相次いでいるインドで、南部の州で再び大規模な洪水が発生し、少なくとも17人が死亡して数十人が行方不明になっています。インドや周辺国では、先月にも100人以上が死亡するなど大雨の被害が深刻化していて、専門家は気候変動による影響も指摘しています。

インド南部のアンドラプラデシュ州の当局によりますと、今月18日からの大雨で州内の複数の地域で大規模な洪水が発生し、少なくとも17人が死亡、数十人が行方不明になっているということです。

現地の映像からは、屋根まで水につかったバスや、浸水した車両の上から助けを求める人々が軍のヘリコプターで救助される様子が確認できます。

また、住宅地では多数の建物が倒壊し、現在も行方不明者の捜索活動が続けられています。

インドや隣国のネパールでは大雨による洪水や土砂崩れの被害が相次ぎ、先月は合わせて100人以上が死亡していて、専門家は背景に気候変動による影響もあると指摘しています。

今月開かれた気候変動対策の国連の会議COP26に参加したインドのモディ首相も、気候変動の影響をより強く受けているのは途上国だとして、対策の必要性を訴えています。