ラグビー日本代表 スコットランドに敗れW杯以来の勝利ならず

ラグビーの日本代表は20日、世界ランキング7位のスコットランドとテストマッチを行い、20対29で敗れて、おととしのワールドカップ以来の勝利はなりませんでした。

再来年のラグビーワールドカップフランス大会に向けて強化を進めている世界ランキング10位の日本は、おととしのワールドカップで勝った世界7位のスコットランドと20日、イギリスで対戦しました。

この試合には、おととしのワールドカップでも活躍した松島幸太朗選手やリーチ マイケル選手など経験豊富な選手が先発しました。

日本は前半、松田力也選手のペナルティーゴールで一時、リードしたもののスコットランドに3つのトライを奪われ、前半は6対19とリードされて終えました。

後半に入ると、24分にテビタ・タタフ選手がこの試合初めてのトライを決めるなど、残り10分を切って6点差に迫りました。

しかしこの後は得点を奪えず、日本は20対29で敗れ、おととしのワールドカップ以来の勝利はなりませんでした。

ジェイミー・ジョセフHC「若手が経験を積めた」

日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「選手たちは相手にプレッシャーを与えるすばらしいプレーをしてくれた。後半にいいプレーが出たのは収穫だし、若手が経験を積めていい試合になった」と振り返りました。

一方、「自分たちのミスで相手にチャンスを与えてしまうところもあったので、そこを少なくしていくことが必要になってくる」と課題点を口にしていました。

また、今回のヨーロッパ遠征では3試合を行い、アイルランドに5対60、ポルトガルに38対25、スコットランドに20対29と1勝2敗で終えました。

これについては「レベルの高い試合を経験することもできたので、それを今後に生かしていく。選手たちはリーグに戻っても成長していくことが重要だ。今後を楽しみにしたい」と話していました。

ラブスカフニ選手「チーム全体で成長できている」

日本のキャプテン、ピーター・ラブスカフニ選手は「どちらに転んでもおかしくない試合展開だったと思う。しっかりディフェンスできてよかったところもあったが、反則してしまう部分もあった。この遠征はタフなものになったがチーム全体で成長を続けることができている。より強くなっていきたい」と話していました。