インフル予防接種の希望者が大幅増 予約取りづらい状況に 栃木

インフルエンザの流行に備えて予防接種が行われる時期になりましたが、栃木県内ではことし、接種希望者が例年に比べて大幅に増え、予約が取りづらい状況になっていることが分かりました。

今月からインフルエンザのワクチン接種を始めた宇都宮市の宇都宮協立診療所では、18日は午前中だけで例年の同じ時期の2倍に当たる、およそ100人が接種を受けるなど希望者が大幅に増加しています。

この診療所では、すでにワクチンがなくなり、来月まで入荷される予定はないということです。

診療所では新型コロナのワクチン接種をきっかけに、接種への抵抗感が薄れるなど意識が変化していると指摘し、診療所の武井大医師は「ここまで接種希望者が多いのは初めての経験で、需要と供給のバランスが崩れている。接種できるまでは、基本的な感染症対策を心がけてほしい」と話しています。

栃木県医師会の稲野秀考会長は「首都圏全域でインフルエンザのワクチン接種は予約が取りづらい状況にある。接種を希望する人が多いのに加え、ワクチンの入荷も遅れているため、こうした状況はしばらく続くのではないか」と話しています。