3回目ワクチンの接種券 医療従事者に発送 東京 大田区

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種に向けて各自治体で準備が進む中、東京 大田区では19日、医療従事者を対象にした接種券が発送されました。

東京 大田区では3回目のワクチンの接種で来月、接種が行われる対象となっている医療従事者、およそ6000人分の接種券や予診票が入った封筒が30余りの箱に詰められ、19日、印刷業者から区役所に届けられました。

そして、区の担当者が封筒の中に必要な書類がそろっているかや、接種券に2回目までの接種履歴が記載されているかなどを確認したあと、印刷業者が郵便局に持ち込み、発送の手続きを行っていました。

3回目の接種をめぐり、国は2回目の接種から8か月以上、間隔を空けることを原則としています。

大田区では、次はことし6月上旬までに2回目の接種を終えた医療従事者や施設に入所している高齢者を対象に、来年1月はじめごろ接種券を送るなど、順次、発送を進めることにしています。

また、3回目の接種が増える時期にあわせ集団接種会場を増やすことにしているということです。

大田区の土屋雅一保健予防調整担当課長は「関係機関と情報共有や連携を図りながら第6波への備えとしてしっかりと準備を進めたい」と話していました。