木下都議 無免許繰り返したとして道交法違反の罪で在宅起訴

都内で無免許運転で人身事故を起こしたうえ、そのまま走り去ったなどとして書類送検された東京都議会の木下富美子議員について、検察は19日、7回にわたって無免許運転を繰り返したとして道路交通法違反の罪で在宅起訴しました。

東京都議会の木下富美子議員(55)は、選挙期間中に板橋区の交差点で無免許運転で人身事故を起こしたうえ、そのまま走り去ったほか、別の日にも無免許で車を運転したとしてことし9月に書類送検されました。

木下議員について、東京地方検察庁は19日、都内で7回にわたって無免許運転を繰り返したとして道路交通法違反の罪で在宅起訴しました。

検察は認否を明らかにしていません。

一方、人身事故を起こした疑いについては起訴猶予に、通報せずに走り去った疑いについては嫌疑不十分で不起訴にしました。

処分の理由について検察は「法と証拠に基づいて諸般の事情を総合的に考慮した」などとしています。

木下議員は、東京都議会でこれまで2度にわたって辞職勧告が決議されましたが、辞職しない意向を示しています。

議会局「苦情などで業務が停滞」

東京都の議会局によりますと、木下富美子議員に関して寄せられた苦情などが、19日午後4時までに電話と電子メールを合わせて5744件に上っています。

このうち、この1週間で寄せられたのは1400件余りで、ほとんどが「辞職すべきだ」とか「議員報酬を支払うべきでない」といった苦情だということです。

議会局の担当者は「今月9日に木下議員が議会を訪れて、辞職しない考えを伝えてから一日中、電話が鳴りやまない日が続いていている。苦情がほとんどなうえ、通常の業務が停滞していて労働環境は厳しい」と話しています。