香川県庁の旧館と東館が国の重要文化財に 丹下健三氏が設計

国の重要文化財に、世界的な建築家、丹下健三氏が設計した、香川県庁の旧本館と東館が新たに指定されることになりました。戦後に建てられた庁舎が、重要文化財に指定されるのは、全国で初めてだということです。

新たに重要文化財に指定されることになったのは香川県庁の「旧本館及び東館」です。

地上8階建ての旧本館と、地上3階建ての東館は、世界的な建築家、丹下健三氏が設計を手がけて昭和33年に完成し、平成12年に現在の本館ができるまでは、本館として使われていたもので、現在も執務などで利用されています。

庁舎について、国の文化審議会は、「柱や梁の軸組構造や、層塔の軒を思わせる小梁を連続させたバルコニー、障子や襖風の建具などにより、日本の伝統的な意匠を鉄筋コンクリート造で巧みに表現しており、意匠的に優秀」としています。

そして、庁舎の一階を、ピロティやロビーとして活用していることや、エレベーターやトイレなどを、フロアの1か所に集中させる「コアシステム」と呼ばれる建築方式を採用したことが、全国の庁舎の模範となったとしたうえで、「戦後の庁舎建築の典型として、歴史的価値が高い」と評価しています。

また、丹下氏がデザインした高松市特産の庵治石でできた受付カウンターや、信楽焼で作られたいすなど、あわせて57点の家具のほか、南庭にある「太鼓橋」なども建物の価値を高めていると評価されています。

香川県によりますと、戦後に建設された庁舎が重要文化財に指定されれば、全国で初めてのことだということです。

また、丹下氏がデザインした高松市特産の庵治石でできた受付カウンターや、信楽焼で作られたいすなど、合わせて57点の家具のほか、南庭にある「太鼓橋」なども建物の価値を高めていると評価されています。

香川県によりますと、戦後に建設された庁舎が重要文化財に指定されるのは、全国で初めてだということです。