「桜を見る会」前日懇親会 安倍元首相元公設秘書ら再び不起訴

「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐって、会場のホテルから受け取った領収書を保存しなかったなどとして、政治資金規正法違反の疑いで告発され、不起訴となった安倍元総理大臣の元公設第1秘書ら2人について、東京地検特捜部は検察審査会の議決を受けて再捜査した結果、改めて不起訴にしました。

「桜を見る会」の前日夜に開かれた懇親会をめぐっては、安倍元総理大臣側が費用を負担し、会場のホテルから受け取った領収書を保存していなかったことなどが、政治資金規正法に違反する疑いがあるなどとして、安倍氏のほか元公設第1秘書ら2人が告発され、東京地検特捜部はことし3月、いずれも不起訴にしていました。

これについて東京第5検察審査会は、ことし9月「安倍氏の不起訴は相当だ」としたうえで、元公設第1秘書と安倍氏の東京の事務所の当時の責任者については、さらに捜査を尽くすべきだとして「不起訴は不当だ」と議決しました。

これを受けて特捜部は再捜査を行った結果、18日、改めて2人を不起訴にしました。

特捜部は元公設第1秘書が、懇親会の収支を収支報告書に記載しなかった罪ですでに略式起訴され、罰金を納付していることなどを考慮したと見られます。