ペットのダチョウ 住宅から逃げ出す 翌日に保護 群馬 嬬恋村

群馬県嬬恋村で17日、住宅で飼われていたダチョウ1羽が逃げ出しましたが、18日午前、近くで見つかり、けがをした人もいませんでした。

警察によりますと、17日午後5時すぎ、嬬恋村鎌原の住宅でペットとして飼っていたダチョウ1羽が逃げたと飼い主の60代の女性から通報がありました。

ダチョウは体長がおよそ2.5メートルの大人のメスで、車の音に驚いて高さ1メートル余りの柵を飛び越えて逃げたということです。

17日は見つかりませんでしたが、18日午前10時すぎになって、近くのペンションの裏にいるとの情報が警察に寄せられ、連絡を受けた飼い主によって無事保護され、けがをした人もいないということです。

ダチョウを発見した70代の女性は「窓から外を見たらダチョウがいて本当にびっくりしました。すごく大きいのでこわいと思って通報しましたが、意外とおとなしかったです」と話していました。

ダチョウは以前も逃げたことがあるということで、飼い主の女性は「けがをした人もいなくて、ダチョウにもけががなくて安心しました。近所の人の協力があって捕まえられたので感謝しています。これからは柵を一段高くして気をつけようと思います」と話していました。

ダチョウの特徴

ダチョウの生態に詳しい群馬サファリパークの大矢広人さんによりますと、ダチョウはアフリカの中部や南部のサバンナや砂漠地帯に生息しています。

鳥類としては最も大きく、一般的に体長2メートル余り、体重は120キロ前後の大きさになるということです。

最も速い場合は、時速70キロ程度で走ることができるほか、持久力もあり、時速およそ50キロで最長30分間走ることもできます。

大矢さんは、「好奇心は旺盛ですが、臆病な面もあり、怖がると基本的には逃げます。ただ、不用意に近づくなどすると蹴られて大けがをする可能性もあるため、危険な場合もあります。どんな動物にも言えることですが、飼う人は責任を持って飼育設備の点検などをしてほしい」と話していました。

群馬県によりますと、ダチョウを飼育する際には家畜伝染病予防法に基づき、県への届け出が義務づけられていて、県内では7羽が飼育されているということです。