後藤厚生労働相 介護職員の収入引き上げ 継続的に取り組む考え

後藤厚生労働大臣は、都内の特別養護老人ホームで働く若手職員と意見を交わし、施設で働き続けるためにも、処遇の改善が必要だといった意見が出されたことを受けて、介護職員の収入の引き上げに継続的に取り組んでいく考えを示しました。

後藤厚生労働大臣は18日午前、新型コロナウイルスの感染拡大防止に加え、利用者と家族などとの面会に積極的に取り組んでいる、東京 目黒区の特別養護老人ホームを訪れ、若手の職員と意見を交わしました。

この中で、職員からは「介護の仕事は、やりがいがある魅力的な仕事だと思うが人材が不足している。介護職員の年収は全業種の平均よりも100万円程度低く、子どもの養育費や住居費の負担を考えると、仕事を続けることができない」などと、処遇の改善や人手不足の解消を求める意見が出されました。

このあと、後藤大臣は記者団に対し「長期にわたって安定的にノウハウを身につけ、スキルアップし、働きがいを持って働ける給料かどうかと言えば、これで十分だとは思っていない。公的価格の見直し作業の中で、介護についても処遇改善に、今まさに取り組んでいる」と述べ、収入の引き上げに継続的に取り組むとともに、財源の確保にも努める考えを示しました。