リニア新幹線工事で相次ぐ事故 再発防止で協議会設立へ JR東海

リニア中央新幹線のトンネル工事で事故が相次いだことを受け、JR東海の金子慎社長は、工事を委託している12の会社などと「安全推進協議会」を設立する方針を示しました。

リニア中央新幹線をめぐっては先月、岐阜県中津川市のトンネルの工事現場で作業員2人が死傷する崩落事故が発生したほか、今月8日には長野県豊丘村のトンネル工事でも、土砂が崩れ落ちて作業員1人がけがをしました。

JR東海の金子慎社長は17日、一連の事故のあと初めて記者会見し「亡くなった方のご冥福とけがをした方のお見舞いを申し上げます。体制を構築して再発防止に取り組みます」と述べました。

そのうえで金子社長は「大林組」や「鹿島建設」など、工事を委託している12の会社などと再発防止に向けた「安全推進協議会」を設立する方針を示しました。

協議会は沿線の7都県にそれぞれ設立し、今月24日、東京都内で第1回の会合を開く予定で、安全対策などの情報共有を進めることにしています。

一方、金子社長は電車内や駅で刃物を使った事件が相次いでいることを受けて、今月15日から在来線の警備員を増員し、車内やホームでの警戒を強化していることを明らかにしました。