堀内ワクチン相 3回目の個別接種 モデルナ可能の方針明らかに

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、堀内担当大臣は、自治体が行う医療機関での個別接種では、これまでのファイザーに加えて、モデルナのワクチンも接種できるようにし、予約する段階で選べるようにする方針を明らかにしました。

堀内ワクチン接種担当大臣は17日、記者団に対し、新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種に関する当面の方針を説明しました。

この中で堀内大臣は、アメリカの製薬会社モデルナが、3回目の接種に必要な承認申請を厚生労働省に行ったことを踏まえ、来年2月から3月にかけての使用分としてファイザーとモデルナのワクチン合わせて3700万回分を全国に配分すると説明しました。

そのうえで、2回目の接種からおおむね8か月を迎える人たちに順次、接種券が届くとして、「対象となる人数に相当する十分な量を配分させていただく」と述べました。

さらに、自治体が行う医療機関での個別接種では、これまでのファイザーに加えて、モデルナのワクチンも接種できるようにし、予約する段階で選べるようにする方針を明らかにしました。

そして、「1回目と2回目と同じワクチンを接種する場合でも異なる場合でも、副反応の発生に差はないと報告を受けている。ファイザーとモデルナのそれぞれの接種体制を充実させる」と述べました。