大手金融グループ3社 中間決算 最終利益がいずれも大幅に増加

大手金融グループ3社の中間決算は、三菱UFJフィナンシャル・グループの最終的な利益が過去最高となるなど、いずれも大幅に増加しました。企業の倒産などが想定よりも少なく、融資の焦げ付きに備えた費用が減少したためです。

三菱UFJフィナンシャル・グループが15日に発表した今年度の中間決算は、最終的な利益が去年の同じ時期と比べて95%多い7814億円となり、中間決算としては、これまでで最高となりました。

また、
▽三井住友フィナンシャルグループも最終利益が68%増えて4560億円
▽みずほフィナンシャルグループは78%増えて3856億円と、
いずれも大幅な増益となりました。

これは、政府による企業の資金繰り支援策の効果などもあり、企業の倒産などが想定よりも少なく、融資の焦げ付きに備えた費用が減少したことが主な要因です。

今後も、経済活動が本格的に再開していくと見込まれるとして、3社とも今年度1年間の最終利益の見通しを上方修正しました。

三菱UFJフィナンシャル・グループの亀澤宏規社長は、会見で「国内では感染が落ち着き、景気も緩やかに回復していくと見ているが、融資先の業績の回復は二極化しているので、引き続き慎重な対応が必要だ」と述べました。